2008年5月7日(水)
「バリュー・マネージメント学習会レポート」byサイト管理人BIG
大型連休あけ直ぐの学習会でしたが、私も含めてゲスト3名が参加。村越グループからの参加メンバー3名と、計6名での勉強会でした。
今回は定刻PM6:30から開始という事でしたが、サイト管理人BIGは30分遅れのPM7:00ころ会場に到着したため、その時点からのレポートに成っています。ご了解ください。 会場は村越グループの応接室にて。謂わゆるセミナーとは違って、肩のこらない雰囲気でありながら、内容の濃いテキストを使っているため、新しいゲストの方には、これまでにないものの見方や、考え方についてとりついていくための有効な場になるのではないかと、参加したBIGともども、村越グループの方々も考えるところです。このレポートを読まれて学習会に興味を持たれた方、是非ご参加ください。
今回の学習会の要領とねらい
「企業構築の仕掛け/バリューマネジメント」という本をテキストに、参加者でこれを輪読。間にいろいろな感想、疑問点、質問、解説などを交えながら、この本にでてくるテーマや用語(ターム)を巡って、様々に意見交換をしていく。 そのねらいとしては、村越グループの、社員、顧客、ほか関係業者や友人等など、村越グループに縁ある人々が、「価値観」についてともに学びあい、この共通の学びの場を通して、価値観やマネージメント、経営に関する思考を、互いに深め合うということにある。「企業再構築の仕掛け/バリューマネジメント」テキストの簡単な紹介
企業の再構築という具体的な問題をとおして、これからの21世紀に向けた価値とは何か、何をもって価値とするか、マネージメントとは如何になされるべきか、ということを主軸に、現在と言う時代の時代認識をふまえて、自己変革とはいかにあるべきかを説いたテキスト。以下はアマゾン「カスタマーレビュー」よりの引用
<これからの企業経営、ビジネスをどう進めて行くべきか、どういう思考、どういう価値観を持つべきか、明らかにしてくれる価値ある一冊。中国の暦によると現在は乱世だと言う。乱世に入って20年、そして今後40年ほど乱世が続く。既成の枠組みが崩れ、過去の経験則が使えなくなるのが乱世の特徴。そういう時代だからこそ、自分で考え、意思決定していく指針や価値判断基準が必要となる。その基本思想を「統合」という切り口で多面的に整理してあるのが本書である。著者が仏教家だけに仏教思想に裏打ちされた深みと複雑系などの最新理論とが統合され、多くの示唆を得られる。経営者、経営幹部、管理者には必読だろう。>※おことわり  今回ゲストの方からも、素朴な疑問として、「この本を買うと村越グループに何らかのマージンなりが入るから、この本を買ってもらいがための学習会なのかなと思った。」旨の発言がありましたが、全くそういうことはありません。
5月7日の報告
 上記「企業構築の仕掛け/バリューマネジメント」とをテキストに、一人1ページずつを輪読。今回は第1章「企業環境の歴史的大転換期を生き残るために」の§(チャプター)2のところ(29ページ)までを参加者のみなさんで、読む。以下本書による学習会で輪読した分の目次を掲載して、それに対する学習会の簡単な報告を記録しておく。(本書のインデクス=目次を、新たにタイプし直したものがゲストに配られました。)§1「治世の時代から、乱世の時代」
■歴史的大転換期に遭遇した現代社会
■治世の時代と乱世の時代
■治世と乱世の時代における組織の敵と味方 −20ページまでを輪読
ここで質問や感想それに対する応答がある。ゲストより本文中の内容である「乱世の時代は、企業環境の内部から敵が出る」ということについて質問がある。堺さんの方から、19ページ上の図にそった、解説も含めた意見の付け加えがなされた。
村越社長による「上元、中元、下元」のそれぞれ60年スパンの時代区分に関して、ホワイトボードを使った解説がなされた。またこのチャプターの表題にもある、「乱世」と「治世」についての概念と現在の時代及び状況認識にかんしてその内容説明、および感想が話される。治世と乱世の節目であった1978年のプラザ合意という出来事について、世界の経済の枠組みが大きく変化した表徴として触れられる。
ゲストのお一人から、「価値観を変えていくのは難しいですよね」という発言がされ、参加者一同共感して「うーん、そうですね」と肯く。
また堺さんからの発言であるが、組織の抜本革新はその成員である、個々人の自己革新に帰するものであるということについての言及があった。
§2運命を切り拓く「自己革新」と組織の「風土革新」の断行
■ 変化に対応する自己革新と組織革新
■ 時代のニーズに応える新しい自己を見出す
■ 組織のなかに、組織を崩壊させるすべての要因が含まれている
■ 人生を豊かに彩る人と、不幸に終らせる人 −さらに29ページまで読み進める。
先ほどの§1で話された、「治世と乱世」という循環歴史観に加えて、時代の変化の速さについて、全般的に話題が出される。テキストの中では、「企業環境の歴史的大転換期」と記される状況について、ドッグイヤーと言われる時代の速さ、今迄5年で変化したものが、乱世の今はたった1年で変化するなど、個々人の肌で感じている変化の速さやその様相について話題が及ぶ。例えば村越社長からは、大学時代の能力的に優秀な同期生が、拓銀に入社してやがて崩壊にいたったケースなどが紹介される。ゲストの一人からは、自分が就職氷河期にしたため、士業の資格の取得も、自分以前の世代の人が意識していた謂わゆる治世の時代の安定のためではなく、何か仕事をえるための「武器を持たねば就職できない」という意識から資格をとったなど、実際に経験した、時代の変化の様相について語りあう。
こうした鼎談を交わすうちにあっという間に、勉強会最大延長時間の8:30になり二次会となりました。
二次会報告の前に、今回輪読したテキストの部分から、心に残ることばとして、二次会で村越グループ堺さんも触れていた、本書29ページの言葉を引用して、学習会の報告の締めくくりとしたい。
今回のこころに残る言葉−本文より
私達は「周囲の人を少しでも幸せにして上げられる自分だったかどうか」と振り返ったとき、「自分は他人に喜ばれ、周囲の人から受け容れられた人生だった」と実感できる人は、「人間存在として非常に充実した人生であった」と実感できる人は、「人間存在として非常に充実した人生であった」と心が満たされます。たとえ苦しく辛いことの多い人生であっても、「振り返れば幸せな人生だった」と満足できる人生です。人生を豊かに美しく彩る人間の本質が、そこにあると考えたいのです。−前掲書29pより。
二次会の話
村越事務所ちかく、JR琴似駅まぢかの居酒屋さんにて、参加者6名全員が参加して会食。 それぞれの仕事の話や、ひきこもりや、うつ病にかんしての体験、ドイツに在住していた頃の話、それぞれの個人的な経験や、仕事との関連について、歓談。10:30頃解散。雑 録+学習会参加にあたって、管理人bigの感想。
21世紀のこれから、過去には無かったあらたな価値を創造していくのが、企業も含めた組織やコミュニティの課題であるとしたら、それは一体何をどのようにしていくことなのか?、一体なにをもって価値とするのか?ということに関して、テキストの輪読と参加者の意見交換を通じて、自分の考え及ばない角度からの意見を聞きながら、深く学んでいこう、というのがこの会に参加する私の問題意識であった。人間とは出会いによって変えられるいきものであるということを、このテキストの著者竹内日祥上人がつとに語られているが、様々な方の意見を聞き、自己の無知に出逢う大いなる手がかりとと手ごたえを感じた学習会でした。これからもこの出逢いの場を大事にしていこうと思っております。



